ついに最終章らしいよ。あとがきに栗本先生への追悼が書かれていて、そうだよ、秋月先生は門弟だったもんなーと、懐かしく思い出した。
最近は時代物が多い秋月先生だけど、やはりフジミはホームだったから、最終章となるとちょっと寂しいね。でも、グインみたいに未完になっちゃうのも困るしねぇ。
でも、こういうシリーズものって、書かれていない部分の存在感があるのが魅力なのよね。
グインも伊集院シリーズの東京サーガもそうだけど、栗本先生っていう語り部がいなくなっちゃったので、もう垣間見ることはできなくなったけど、ずっとこの世界は存在していて物語は進行していくにちがいないって、思えるのよね。
だから、フジミも終わっちゃっても、いつかの番外編の五十嵐君の妄想にあったような、気難しい老御大指揮者と化した殿下とサンルームの悠季まで、時間は続いていくんだろうなと…。
そして、番外編でミスカとアラブの王子様編をやってくれないかなぁ…と、貴腐人はちょっと思うのであった。
晩ごはん：カレーライス、大根サラダ、自家製甘酢らっきょ
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