いや〜、堪能。木原さんの本はとにかく読むのに気力が要るので、新刊を発売日に買ったはいいけど、しばらく積んであった。しかし、ここ数日、新刊日照りで、ついにこれに手をつけた。「いたたたた…」最初の部分を読み始めて、いつもながらの痛さ、閉塞感にどんより。でも、ぐいぐい読ませるのよねぇ。読んでるうちになんとか希望が見えてきて、でも、オールハッピー、大団円って風にはならないのが木原さんのいいところなんだけど。主人公は悪夢からは救われるけど、いきなり小説家になれちゃったりはしないしね。でも、書き下ろしの続編はしみじみ「よかったなぁ〜」って思わせるところが最近の木原さん。昔の作品はひたすら後味悪かったもんなぁ（笑）
来月くらいには吸血鬼の続きがでるといいなぁ。
晩ご飯は鶏肉と根菜の煮物、蛸のきゅうりもみ、ごま豆腐。
ちー弁：ミートオムレツ、ほうれん草ソテー、ハンバーグ、プチトマト、海老チリ。
今日の1冊：秘密/木原音瀬
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