語り合う親子の夜カフェ

夜遅く、お風呂上りにリビングで冷たい紅茶を飲んでくつろいでいたら、ちーが降りてきて、話かけてきた。たらたらと、本の話、部活の話、学校の図書館の話、おたくの話、女の子の話。色んなことを話した。
今まで、家族で「本を読む人」がいなかったので、ちーが順調に「本読み」に育ってくれてるのが嬉しい。今は有川浩を読んでるみたいで、学校で本を読んでいると、「めっちゃ目立つ」らしい。イマドキの中学生は本なんか読まないんだろうなぁ。
学校の図書館でママが昔発注して入れたであろう本を探してるらしい。そのころは露骨に娯楽系の本なんてなかったから、せいぜい朝日ソノラマのジュブナイルSFとか、深読み用海外ファンタジーとかこっそり注文にまぎれさせてましたが、そういう本が残ってるだろうかねぇ…と。探せ探せ（笑）
部活の先輩たちにはとても可愛がってもらってるみたい。最初から苗字ではなく名前の方で呼ばれてるらしい。従兄がいるから？ちーの好きなヴァンプオブチキンの好きな先輩も結構いるらしくて、部でやる楽器とは別にギターも教えてもらえそうだから、欲しいんだって。
ちーが好きだったM子ちゃん。ちーは素直に好意を示してきたのに、最近は年頃の女の子にありがちな自意識過剰が鼻についてきたみたい。特に部活が一緒になって、「追いかけてきて」とか帰り道でも家が近いので方向が一緒で後ろを歩いてたら「つけてくる」とか自分の友達に言ってて、ストーカー扱い。さすがのちーもかなりむっとしている。しかも、今は同じパートを争ってるので、憎さ倍増？（笑）男子だから大型の楽器を担当して欲しいと言われているちーはそこがハンディになってる分、余計に譲れない気持ちらしい。「もう、スケールアルペジオ吹けるようになったのに。これで落とされたらグレるで〜」と言っていた。
なんでもない話ばっかりだったけど、楽しかった。

晩ご飯はカラスカレイの煮つけ、絹さやの玉子とじ、なすとピーマンの味噌炒め煮。

ちー弁：ほうれん草とウインナーのチーズココット、ねぎ入りだし巻き玉子、照りマヨチキン、切干大根とあげの煮物。

今日の1冊：砂漠の鷹と暗殺者/橘かおる