かなりむかつく…

緊縮財政の折、冷蔵庫の残り物をフルに使えるメニューに走る私。
今日は、鶏胸肉を買い足して、ブロッコリーとポテトでグラタン。鶏肉と玉ねぎをバターで炒めて、そこに粉を絡めてから牛乳を入れる方式で一気に具入りホワイトソースを作る。これをゆでたブロッコリーとポテトにかけて焼くだけ。
サラダはもらい物のトマトを輪切りにして、とりわけといた玉ねぎをみじんにして、さらしたものをふりかけ、青じそドレッシングで。
ちーと二人で先にご飯。ちーはグラタンのチーズはパルミジャーノじゃなく、普通のスライスチーズをちぎったのを乗せる方が好きらしい。
そして、夜遅く、パパが帰宅したので、パパの嫌いなポテトは抜いて、グラタンを焼き、出した。
「なぁ、これ、こんなしゃぶしゃぶなん？」
「え？そう？水気が出たんかな？」
「そんな、味見もしてへんもんが食えるか！」
よく考えたら、ポテトを抜いたからとろみが少なかったみたい。でも、パパはへそを曲げてしまって、さっさと佃煮と昆布でご飯を食べ、あとでやきそばUFOとか作ってるし。
味見はしてるし、同じものを食べてるんだって。
パパに食べさせる分だけ手抜きしてるわけじゃないのに。時間をおいてる間に、水っぽくなったもの、逆にかたくなっちゃうもの、塩気がきつくなっちゃうもの。そういうのに出くわすたび、ちゃぶ台ひっくりかえすかのような、やりくち。
かなりむかつく…。

さっさとお風呂に入って、時間をちょっとおいてから、「さっきのグラタン、パパの分だけポテト抜いたからとろみがつかなかったのよね。別に味見をしなかったわけじゃないのよ」と言うと。
「それ、何でさっき、言わへんねん！」
パパが手をつけなかったグラタンはそのままゴミ箱行き。やっぱりちょっと気が咎めてはいたのね。